校長面談





「先生さよならー!」
 辺りに若々しい声が響いた。
とある学校の、とある校舎の中で先生と呼ばれた男は声の主に手を振って応えた。
窓から差し込む夕日に照らされて、黄色の毛皮はさらに色濃く染まっている。
黒い縞模様は男の精悍な顔立ちをさらに雄々しく見せていた。
「先生、さようなら。」
 廊下ですれ違う女生徒が頭を下げた。
「おう、気をつけてな。」
 そういいながら虎は再び手を振る。
生徒指導の立場として、在学中の生徒の顔はほとんど覚えていた。
逆に生徒たちにも虎の顔は良く知られている。
親しみやすい性格と、年が近いことも手伝ってか若い教師は比較的生徒たちに受け入れられていた。
「センセ、相変わらずだね!」
 そう言いながら一人の生徒がすれ違いざまに虎の股間を触る。
体育教師である虎はいつも白いTシャツに青いジャージをはいている。
人より少し大きい虎の股間は、まだ幼い生徒たちの目には大きく映るらしい。
何度も生徒たちに言われ最近はある程度の自覚をしているものの、
やはり職務上動きやすい格好をやめるわけにはいかない。
多少好奇心を誘うこともあるだろうが、それでも構わないだろうと虎は思っていた。
「バーカ、自分の触っとけ!」
 男は笑いながら振り向き、そう叫ぶ。
その後も、様々な生徒たちが挨拶をしながらすれ違っていった。
テスト期間が近い今、部活動で残る生徒たちはほとんどいない。
中には自主的に勉強会を開く生徒たちもいるようだが、
表向きには夕方のこの時間は生徒たちは全員帰っているはずだった。
「よーし、仕事終了…っと!」
 虎は大きく伸びをする。
体育教師である虎は、今回テストを作成する必要がない。
他の教師たちは忙しいようだが、生徒たちも帰った今虎の仕事はあらかた終わったようなものだった。
 手近な教室を覗き込み、時計を見上げる。
16時55分、もうすぐ校内にチャイムの音が響き渡るだろう。
「いけね、急がないと!」
 時間をみて虎は思わず声を上げる。
思わず浮かびそうになる喜びの表情を必死でかみ殺しながら、虎は一目散に走り出した。





 校舎内にチャイムが響き渡ってからさらに数分。
虎は校長室の扉の前で、必死で息を整えていた。
落ち着いてから胸に手を当てて大きく深呼吸をする。
一回、二回…。
動悸は治まったが、浮かれて動く尻尾は止まらない。
自分で尻尾の根元を握り締め、嬉しさでにやけそうになる顔を軽く叩きもう一度深呼吸。
「よし。」
 虎はゆっくりと校長室の扉をノックした。
とんとん、と軽い音が響く。
「どうぞ。」
 優しい声が中から響いてきた。
「失礼します!」
 虎は思わず大きくなる声を必死で抑えながら、部屋の中に体を滑り込ませる。
ゆったりと広い空間がそこにはあった。
やわらかな絨毯に小さめのテーブルと、ソファが一対。
さらにその向こうの立派な机には、優しげな微笑を浮かべた校長がいた。
片手にはコーヒーカップを持っている。
部屋に漂う香りを嗅ぐ限り、淹れたてのコーヒーが入っているのだろう。
「すいません、遅れました。」
 そう言って虎は頭を下げる。
「いえいえ、いいんですよ。
お仕事お疲れ様でした。」
 そう言って校長はにっこりと笑った。
思わず虎はその笑顔に見とれてしまう。
年を重ねタテガミはすっかり白くなっているにもかかわらず、
こざっぱりとした服装と若々しい顔はあまり年を感じさせない。
いつでも優しげな微笑を浮かべているその獅子は、生徒たちの話を聞く限り「シシマイ」の名で親しまれているらしい。
失礼な話だ、と虎は思う。
あの大きな顔をした頭部よりも、ずっと若々しく凛々しい顔をしているというのに。
「校長先生もお疲れ様です。」
 目の前の獅子に向かって虎は頭を下げた。
虎にしてみれば、この顔を見るためにここに来たようなものだ。
「校長なんて楽なものですよ…。
さ、こちらに。」
 そう言って校長は虎を手招きした。
虎は尻尾の動きを必死で押さえ込みながらゆっくりと校長の傍に近づく。
コーヒーの香りに混じって、校長の匂いがした。
思わず虎は大きく息を吸い込む。
大好きな匂いを感じて、虎は思わずうっとりとしてしまった。
「どうぞ、掛けて下さい。」
 言われて、現実に引き戻された虎は慌てていつもどおりに腰掛ける。
校長の机の上に、大きく股を開いて。





「相変わらずですね。」
 奇しくも、先ほどの生徒と同じ言葉を発しながら校長が虎の股間に触れる。
先ほどは何もなかったというのに、校長に触れられるだけで電流が流れるように体がはねた。
ジャージの上から微妙な弾力があるそれをぐにぐにとこね回す。
虎は顔を赤らめ、視線をそらしながら後ろ手をついて上体を反らした。
上体が反らされることでTシャツが引き上げられ、さらに股間が強調される。
「いいですね、この手触り。」
 校長は椅子に座ったまま虎の顔を見上げる。
彼はジャージの上から触れるこの手触りが好きらしい。
虎が常にジャージを穿いているのにはそういう理由もあった。
「は、はい…。」
 恥ずかしくて、虎はそれだけを呟くのが精一杯だった。
校長の大きな手が自分の股間を這い回っている。
そう思うだけで、虎のモノは徐々に大きくなってきていた。
「おや、もう大きくなってきましたね。」
 校長はすっと手を離す。
もう少し触ってもらいたくて、虎は小さく腰を持ち上げた。
「もっと触って欲しかったんですか?」
 校長が悪戯っぽく笑う。
感情を見透かされて、虎は顔を真赤に染めた。
何も言えず思わずうつむいてしまう。
「そうでもないなら、いいですけど。」
 校長は手近にあったコーヒーを口に運びながら意地悪そうに言う。
もちろん虎は触って欲しいに決まっている。
だが恥ずかしくてとても言い出すことはできなかった。
「触って欲しい、ですか?」
 虎から言い出せないことを判っているのだろう。
コーヒーを一口飲んだ後、校長はもう一度訪ねてくれた。
虎は勇気を出して小さく頷く。
「淫乱ですね…。」
 少し攻めるような口調で校長が言い放つ。
「はい…。」
 それに虎は、声を出して応えた。
校長から助け舟を出してもらったのだから、今度はしっかりと答えなければならない。
虎の声を聞いて満足したように、校長はコーヒーカップを置いた。
「素直な子は好きですよ。」
 校長は、にっこり笑うと突然その顔を虎の股間にうずめた。
「あっ…!」
 大きく仰け反りながら虎が声を上げる。
校長のマズルが、ごりごりと自分の肉棒を押しつぶす。
鼻先が押し付けられるたびに、少しずつ虎のモノが硬くなってきた。
「先生のいいにおいがしますよ。」
 顔をうずめたまま校長が呟く。
自分の匂いを嗅がれている恥ずかしさと、それを「いいにおい」といってもらう喜び。
それらが虎の興奮にさらに拍車をかけていた。
「んあっ!」
 突然虎の竿に強い刺激が走った。
見れば、校長が口をひらきジャージのうえから虎のモノを甘噛みしている。
何度も何度も優しく噛み付かれて、虎の竿がビクンと跳ね上がった。
校長の唾液がジャージをじっとりとぬらしていく。
「校長先生…、俺、俺…。」
 興奮を必死で抑えながら、虎は口を開く。
それだけで校長には伝わったらしい。
校長はゆっくりと顔を上げると、虎の顔を見上げる。
「しょうがないですね。
それじゃあ、脱いでください。」






 虎は校長にいわれるまま、ゆっくりとジャージを脱いでいく。
足にひっかけたままだったサンダルを脱ぎ捨て裸足になると、ジャージのゴムをつかんでゆっくりとおろしていく。
尻よりも下に下げるために、足を床について一度立ち上がる。
自然と、股間が校長の目の前に行く形になった。
校長はコーヒーを飲みながら嬉しそうにそれを眺めている。
顔をさらに赤くしながら、虎はジャージをおろしていった。
いびつに膨らんだブリーフがジャージの下から姿をあらわした。
重力にひかれ、ジャージはそのまま床に落ちる。
再び机に腰掛け、Tシャツとブリーフだけの姿になると再び虎は股を開いた。
その中心は、ブリーフごしでも形がわかるほどに大きく膨らんでいる。
「いい眺めですね。」
 校長はその先端をおもむろにつかむと、容赦なくこね回した。
「あっ、はああっ!あああああっ!」
 耐えていたはずの虎の口から嬌声がもれた。
手を強く握り、大きく仰け反って漏れ出した声を再び飲み込む。
その間にも校長の手は虎の股間を弄り、先端に出来る染みをどんどん大きくしていった。
「こ、校長せんせっ…。」
 虎は息を乱しながら必死で訴えた。
名前を呼ぶことしかできなかったが、それでも彼には十分に伝わったらしい。
校長は優しく微笑むと、そっとブリーフの前開きに指を引っ掛けた。
思わずその指の動きをじっと見つめる。
重なった布地をゆっくりと持ち上げ、さらに下の布を持ち上げる。
「あっ…。」
 自分の竿が大きく跳ねて、隙間から顔を覗かせた。
黒く逞しいそれには不気味なほどに血管が絡みついている。
二握りしてもあまりそうな立派なそれをみて校長は満足そうに頷くと、前開きを開ききった。
根元までしっかりと晒されたそれを、校長はじっと見つめている。
思わず視線をそらす虎。
それでも見つめられている竿は、嬉しそうに何度も跳ねていた。
「ひっ…。」
 突然冷たい感覚が自分の男根を襲う。
視線を戻せば、校長がコーヒーについていたフレッシュをゆっくりと垂らしていた。
「いやあ、やはりこれに白い液体は良く似合いますね。」
 ゆっくりと垂らされる液体が、虎の竿を白く染め上げていく。
血が集まり、熱く滾った部分に冷たい液体がかけられる。
その温度差に思わず虎は尻尾を動かした。
「かわいいですよ、その表情。」
 そう言って校長は手を止めると、白く染まったそれをゆっくりと舐め上げた。
「はあああああっ…。」
 校長の言葉と、自分の竿を這い回る舌の感覚に虎は思わず声を漏らす。
声を聞きながら、校長は何度もそれを舐めた。
ぴちゃぴちゃと音を立てて舐めるたび、白い液体がとれていく。
その代わりといわんばかりに、先端からは透明な液体が溢れてきていた。
「ほら、綺麗になりましたよ。」
 見上げるような校長の視線に虎は頷いて答えた。
校長は嬉しそうに笑いながら先端に指をつける。
「これも、舐めたほうがよろしいですか?」
 再び頷く虎。
「もっと…してください。」
 校長は微笑むと、ゆっくり手を伸ばし虎の頭を撫でた。
虎は目を閉じてその手の感覚を楽しむ。
何度も撫でられているうちに、少し虎は落ち着いてきた気がした。
「ああっ!」
 突然校長が激しく虎のモノを飲み込んだ。
腰を抱え、何度も頭を上下に動かす。
全体を吸い上げながら、舌が絡みつき裏筋や亀頭を刺激してくる。
虎は耐え切れず、机の上に体を投げ出した。
ただ校長の与える刺激だけを必死に感じている。
「ダメ、ダメです、あっ…!」
 強い刺激にあっという間に絶頂を迎えそうになった、その瞬間。
「校長先生。」
 ドンドン、というノックの音と共に扉の向こうから声が聞こえた。
思わず動きを止め扉を凝視する二人。
まだ扉は開いていない。
虎は慌てて校長の机の下に滑り込んだ。
蓋をするように、校長がその前に椅子をスライドさせる。
「どうぞ。」
 校長が扉の外に声をかけた。






 扉が開き犬の顔をした教師が入ってきた。
「すいません、出張の書類に判子を…。」
 言いながら犬は部屋の中に入ってくる。
「ああ、そうでしたね。
すいません。」
 そういいながら校長は引き出しを開き、中から判子を取り出す。
どうやら気づかれてはいないようで、虎は一人胸をなでおろした。
ふと視線を上げると、校長の股間が目の前にある。
スラックスの中心は間違いなく大きく膨らんでいた。
そっと手を伸ばしそれに触れる。
一瞬、椅子の向こうにたれていた校長の尻尾が跳ねた。
調子にのってそれを何度ももみしだく。
それでも校長は何一つ表情に出さずに犬の教師の相手をしていた。
虎は音を出さないように気をつけながら体勢を変えると、校長の股間を探る。
見つけたジッパーをつかみ、ゆっくりとそれをおろしていった。
張り詰めた下着をおろし、中から校長の竿を引きずり出す。
使い込まれて真っ黒になった男根が、虎の目の前に姿を表した。
虎よりは一回り小さいが、それでも十分に平均サイズである。
嬉しそうな表情で口を大きく開くと、虎はそれをゆっくりと飲み込んだ。
「はい、これでいいですかね。」
 校長の言葉が頭上から聞こえる。
心なしか上ずっている気がしたが、相手は気づかない。
音を立てないように、虎はそれを丁寧に扱きあげる。
舌で先端をいじくりながら、ゆっくりと頭を前後に動かす。
「はい、ありがとうございます。
それじゃあ、失礼します。」
 それだけ言うと犬はさっさと部屋を出て行った。
「あっ…。」
 扉が音を立てて閉まるのと、校長が声を漏らしたのはどちらが先だったか。
それでも虎は必死で校長の肉棒をしゃぶり続けた。
「こら。」
 校長が地面をけって、後ろに下がる。
椅子のキャスターがころがって、虎の口から校長のモノが抜けた。
スーツを着込んだままの校長の股間で、虎の唾液にぬれたモノが怪しく光っている。
「まったく、口の中に出してしまいますよ。」
 そういいながら校長は虎を立たせて机の上に押し倒した。
手早く虎のブリーフをつかむとそれも脱がせて、下半身を裸にしてしまう。
「今日はこっちに出すんですから…。」
 そういいながら、校長は虎の尻に手を伸ばした。
虎のそこは校長にいつ求められてもいいように綺麗に洗ってある。
校長は片手でその門を弄りながら、引き出しからローションの小瓶を取り出した。
蓋をあけ、それを虎の竿に垂らす。
「あ…。」
 冷たさに再び声を漏らした。
十分な量を垂らし、校長は竿をゆっくりと扱きながらそれを尻にも塗りたくる。
ゆっくりと校長の指が侵入してきた。
思わず鼻にかかった声が漏れる。
それでも構わずに、校長はゆっくりとそこを開いていった。
虎が自分でTシャツを巻くり上げ、毛皮に埋もれた乳首を探り当てる。
校長はそれを見て、手の動きを止めないまま体を倒して虎の乳首を舐め始めた。
「あっ!はあ、あんっ!」
 乳首を舐められ、竿を扱かれ、さらに尻に指まで入れられている。
しかもそれをしているのは、他でもない校長だ。
あっという間に虎は上り詰めていく。
「だめ、もうっ!でるっ!」
 だが校長も良くわかっていたらしい。
射精直前になって、突然体を離してしまった。
「校長せんせ…はやく…。」
 理由は言うまでもない。
尻の準備が出来たのだ。
校長は手についたローションを自分の竿に塗りたくると、虎の脚を抱えてそれを最奥にあてがう。
「行きますよ。」
 虎は頷いて、その衝撃をまった。
「あっ…!」
 ゆっくりと校長が虎の内部に侵入していく。
強い締め付けと、熱い体温に校長は自分のモノが溶けるのではないかという錯覚を覚えた。
何度体験しても慣れない強い快感。
お互いに声を漏らしながら、必死でそれに耐える。
校長は強く握り締めて耐える虎の手を取り、そっと手を重ね合わせた。
手が強く握り返され、校長もそれに応える。
やがて校長が根元まで飲み込まれた。
そのまま動くことなく、校長はゆっくりと虎の上に体を倒す。
「すいませんが…いきますよ。」
 校長が鋭い目でこちらを見ていた。
いつも、こうやってつながった後は雄の顔になる。
虎はその野性味あふれた表情がたまらなく好きなのだ。
「はい…。」
 虎が頷いて校長の首に腕を絡めた。
校長はゆっくりと腰をひくと、突然深くまで突き入れてきた。
「あああっ!」
 強い刺激に虎は大きく声を上げた。
お構いなしに何度も何度も腰を突き入れてくる。
首に絡まれていた手を下ろし、背中に腕を回すと耐えるように必死でしがみつく。
校長のスーツの手触りがとても心地よかった。
「あっ!あっ!いっ!いいっ!だめっ!」
 校長が突き上げるたびに虎の口から声が漏れる。
校長はいやらしく笑うと、虎の背中を強く抱きしめて唇を重ねてきた。
首を傾けマズルの向きをずらし、舌を挿入してくる。
虎は必死でそれを求めて舌を絡ませた。
「んっ!あ!んっ!んんっ!んっ!!」
 何度も突き入れられる腰と、互いの腹に挟まれてゴリゴリと刺激される肉棒に虎はもだえていた。
腰に脚を絡ませ、それでも物足りなくて相手に必死でしがみつく。
校長もそれに応えるように強く強く抱きしめてきた。
「んんん〜ッ!」
 強い快感に耐え切れず、声を上げながら虎は絶頂を迎えた。
二人の間にどろどろと精液が吐き出される。
それでも校長の腰の動きは止まらない。
何度も何度も校長の竿が虎の内部を擦り上げ、腹に肉棒が押し付けられ虎の声は止まらない。
「んはっ、ああっ!」
 校長が突然口を離して体を起こした。
虎の竿と校長の腹の間に糸が引かれる。
「うおおっ、もう、もうイくッ!」
 校長が野太い声で吼えた。
強く虎の内部に突き入れると、その奥でビクビクと何度も震える。
しばらくそのまま動きを止めた後、ゆっくりと虎の上に崩れ落ちた。





 数分して息を整えた校長が、ゆっくりと起き上がる。
「すいません、スーツまた汚して…。」
 虎が慌てて言う。
実際校長のスーツの腹には、べったりと虎の精液がついていた。
「ああ、かまいませんよ。
またクリーニングにだしますから。」
 そういいながら校長はそれをハンカチでぬぐう。
腹を拭き終え、校長はゆっくりと虎の腹と竿も拭き出した。
「う…。」
 その刺激に虎は声を漏らしながら思わず硬くする。
校長は半ば呆れながらそれを見つめていた。
「若いのはうらやましいですねえ…。」
 虎は恥ずかしくて思わず顔を隠した。
校長はにやりと笑うと虎の耳元に顔を寄せる。
「もう一度、します?」
 意地悪そうな声が聞こえる。
それでも、虎は顔を隠したままもう一度頷くのだった。





                                                 終