レナート・マンチャス
ズートピアの北西、レインフォレストに住むブラックジャガー。リムジンサービスに勤める運転手であるが、その実はマフィアのボスのお抱え運転手。以前起こった「肉食獣野生化事件」に巻き込まれた被害者の一人。その後市長選をめぐる事件において、同じ被害者であるエミット・オッタートンと共に巻き込まれ、彼と親交を深める。あまり人付き合いがいい方ではなく、エミット・オッタートンと出会うまでは友人と呼べる存在もいなかった。家事全般は得意ではなく、よく家の中を散らかしている。
エミット・オッタートン
マンチャス同様、ズートピア北西部レインフォレストに住むカワウソ。家族と共に花屋を営んでおり、その客の中にはマフィアのボスであるMr.ビッグも含まれている。「肉食獣野生化事件」の被害者の一人で、そのことから後に市長選をめぐる事件にマンチャスと共に巻き込まれている。非常に社交的な性格で、一度は彼を遠ざけようとしたマンチャスとすら打ち解けた。だが気になったことがあると思わず首を突っ込んでしまう野次馬体質でもあり、彼が事件に巻き込まれる際は大半がその性格に起因している。甘いものや綺麗な花が好きで、マンチャスの庭を整えたり、彼を誘ってはスイーツ巡りに出掛けるのが趣味。
ボリス・コスロフ
ズートピア北東部に位置する氷に閉ざされた土地、ツンドラタウンに息子と二人で暮らしている。マフィアのボスであるMr.ビッグのボディガードであり、マンチャスの上司に当たる。また表の顔としてレストランオーナーでもある。マフィアの関係者であるため仕事中は無口・無表情を貫くが、その内面は人情家でお人好し。マンチャスとは古い付き合いであり、育ての親のような立ち位置でもある。市長選をめぐる事件においてマンチャスやエミットと共に事件に巻き込まれている。息子のモリスを溺愛しており、マンチャスのことも同じように大切にしたいと密かに思っている。